わだりんぶろぐ2

ポエム集

2021年読んだ本

ことり

小川洋子

「家へ帰る」

足を止め、フェンスへもたれ掛かってお兄さんは言った。


進化思考

(太刀川英輔)

進化思考は太刀川の言葉を借りれば「部分最適な世界を脱却し、人の観念を進化させ、人類を永続させるため」のメソッドであり、人類存続のための祈りだった。


生きる技法

安冨歩

自由人の目指すことは、自分自身であり続けること、自分を自分の成長したい方向に成長させることであり、それ以上でも以下でもありません。


心はどこへ消えた?

(東畑開人)

長いカウンセリングの終わりに、心には深い創造性があることをいつも感じる。


歴史は「べき乗則」で動く

(マーク・ブキャナン)

原子、分子、生物種、人間、さらには思考といった、あらゆる物事のネットワークは、どれも同様の方法で自らを組織化していくという目立った傾向をもっている。


世界に通用する子どもの育て方

(松村亜里)

体に生まれながらの生理的欲求があるように、「自分で決めたい」という感覚は生まれながらに誰もが持っているものです。


2030年:すべてが加速する世界に備えよ

(ピーター・ディアマンディス)

このコンピュータが、既知の宇宙で最も複雑なコンピュータとされる人間の脳だったらどうだろう?そこで思考だけでなく、感情や経験も互いにやりとりできたら?そしてもしかしたら、ひょっとしたら、生きる意味もそこに加わるかもしれない。


陰翳礼讃

谷崎潤一郎・大川裕弘)

その照り返しは、夕暮れの地平線のように、あたりの闇へ実に弱々しい金色の明りを投げているのであるが、私は黄金と云うものがあれほど沈痛な美しさを見せる時はないと思う。


アリ語で寝言を言いました

(村上貴弘)

あんまり無茶なことをすると、「生態系」の側から、「おやめなさい」と言われるんじゃないかという恐怖が僕にはある。


52ヘルツのくじらたち

(町田そのこ)

きっとそうだ、あの顔は、かつて死を考えていた時のわたしと、きっと同じだった。どうして、気づかなかったのだろう。


お金の減らし方

森博嗣

多くの人は、「時間」や「お金」が不足しているから自分のやりたいことが実行できない、と言い訳をするのであるが、実は、本当にやりたいことがわからない人である場合が非常に多い。


なぜロジカルな人はメンタルが強いのか

(小林剛)

私はミスをしたときに、自分に腹を立てる気持ちは起こりません。なぜなら、「頻繁にミスをする」ところまでが自分の実力だと思っているからです。


お金からの解放宣言

(秋山哲)

自分の存在価値は、他人や社会にどれだけ価値を提供できるかということ


すごすぎる雑草

岩槻秀明

この状態で紛れ込んでいるイヌビエ類の存在を見破るのは、専門家でも至難の業と言えるでしょう。


多様性の科学

(マシュー・サイド)

ブレインライティングで守るべきルールはたった1つだという。「誰のアイデアか」を明らかにしないことだ。


雪の結晶はなぜ六角形なのか

(小林禎作)

たまたまパネルP1の温度をP2より低くして、氷晶を蒸発させたときのことである。矩形をした柱面の中央に、スゥーと細い線が現れた。


ウォール街の物理学者

(ジェイムズ・オーウェン・ウェザーオール)

決定的な破裂が起こる前には、それよりも小さなできごとの起こる頻度が特定のパターンを描きながら増えてくるのだ。


知覚力を磨く

(神田房枝)

彼らは、多様なバックグラウンドを持った観察者から、千差万別の知覚を集めることの価値を熟知しているのです。


マスクをするサル

(正高信男)

日々の暮らしのなかで、日常と非日常を交互に生きるというのが、定住して生活していく人類が、自分を生みだしてくれた自然の束縛を乗り越えて、己れの力で世界を切り開いていく際に考え出した、ユニークな暮らしの知恵であった。


お金に支配されない13の真実

(クラウディア・ハモンド

子供はいつも賢い賢いと言われていると、それが本当であっても、安全策に傾きやすくなるのだ。