わだりんぶろぐ2

ポエム集

2018-01-01から1年間の記事一覧

藝大とのこと

藝大の方々と過ごした日々はとても刺激的だった。忘れかけていた創造の魂が揺さぶられた。同時に、数々の気付きを与えられた。なかでも胸に刺さったのが、ある先生の言葉。「ハイテクなアートが流行しているが、ローテクなアートは無くならない。」無くなら…

吉野弘志さんのベース

無造作な白髪艶やかな左手ごつごつした右手音の存在感一瞬遅れて発せられるビート深い場所での調和掻き立てられる熱情僅かばかりの勇気僅かばかりの悦楽漸く、もう少し生きて行けそうな気がした

イケメン

親の育て方が良かったのか、ある程度、自分はイケてると思って大人になってきた。身長は高くないし、目は細いけど、悪い方だとは思わなかった。だけど、大人になってわかったけど、自分はイケてない。そして、イケメンは本当にいろいろ得をするらしい。ズバ…

山で死にかけた話

これまでに4度、山で死にかけたことがある。1度目は屋久島。キャンプの空き時間、1人森を探検していた。沢に交わり、上流へ辿ってみたくなった。すると、滝を見つけ、登ってみたくなった。無事登ったものの、今度は上から滝壺を覗いてみたくなった。そし…

懐かしい生きもの

自分の肌感覚に過ぎないのだけど、今年の初秋は、懐かしい虫や草花が随分と復活していたように感じる。とくに、トンボやチョウ。僕が小さい頃は、隣の草っ原に行けば、シオカラトンボやアカトンボやアゲハチョウがたくさん飛んでいた。懸命に探さなくったっ…

評価

評価なんて基準のよくわからないものだと思った。会社に貢献と言ったって、長い目で見て本当に貢献になっているのかわからないし、目先の成果のために、本質的でない仕事をわざわざでっち上げることもあるだろう。それより、どれだけ楽しんで仕事をやったか…

お金のいらない国

お金のいらない国、という本を読んだ。興味深い世界観である。お店で物を買うのにお金はいらない、仕事をしてもお金をもらえない。そんな社会ではみんなが堕落していくだけだという疑念は、本を読み進めるにつれ解消されていく。物の質が高く、人間関係の質…

多様性

組織における多様性とは、女性が活躍しているとか、外国人が多いとか、障害者を雇っているとか、そういうことではないと思う。もっともっと基本的なこと。多種多様な人格を認め、多種多様な意見を尊重するということ。性とか国籍とか能力とかは、問題ではな…

スープ

スープが好き。スープで始まる食事が好き。心を静めて、ひと口のスープをいただく。今日という日に感謝する瞬間。自然のめぐみが喉を潤すと、涙が湧くほどに、心に沁み入る。スープは不思議だ。素材からもっとも遠いかのように見えて、素材を一番近くに感じ…

イリサワさん

イリサワさんという人がいた。チェリストでサイエンティストでアングラーでバドミントンプレイヤー。でもそんな肩書きはどうでもよくなるくらい、変わった人だった。 イリサワさんは「めっきりミノムシを見なくなった」と言って、会社を辞めて行った。分子構…

生まれ持ったもの

こどもを持って確信したけど、人間の性格って生まれ持ったもんやと思う。 うちの子なんて、何も教える前から、素直で、ユーモアがあって、ずる賢くて、ペテン師で、内向的で、頑固で、思いやりがあって、マイペースで、明るい。 ひょっとしたら生まれる前か…

こんにちは

書きたいことが色々たまってきました。わだりんぶろぐ2ということで、ブログを始めることにしました。書くことで、考えを整理したいと思っています。人が見ても、何の得にもならないかもしれませんが、よろしくお付き合いください。